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Windows 7になって困ったこと

Windows 7になってからトラブル対処がやや不便になりました。
XPではOSの上書きインストール(inplace-upgrade)ができたので起動できないときでも修復可能なことがあったのですが、それができなくなりました。
また、レジストリの手動修復もできなくなったので、OSがらみのトラブルは新規インストール以外方法がなくなってしまいました。
かといってトラブルが減ったかというとそうでもないので、サポートする側にとっては困ったことです。

XPの起動が遅い時は

Windows XPを使い続けていますと起動がだんだん遅くなっていきます。いままで「OSのゴミ」で片付けてリカバリしか手段がないと思ってきましたが一つの解決策が見つかりました。
過去のアップデートの履歴を一生懸命調べることで動作が遅くなっていたようです。そういうことがあるのはわかっていましたが、解決策を知りませんでした。次のようにします。

・「services.msc」を実行し「Automatic Updates」を停止
・Windowsフォルダの中の「SoftwareDistribution\DataStore」の中身をすべて削除
・再び「Automatic Updates」を開始

以上です。
これでかなり改善できます。

プログラムを実行してもウィンドウが表示されない

プログラムを実行しても画面になにも現れないことがあります。
そんなときはウィンドウがディスプレイの表示範囲外に行ってしまっていることがあります。
マウスを持って行くわけにはいきませんので、そんなときはこうします。

タスクバーにある、起動しているプログラムのアイコンを右クリック、そこにある「移動」を選択します。
こうすることにより見えないところにあるウィンドウのタイトルバーにカーソルをポイントしたことになります。この状態でカーソルキーを適当に動かすことでウィンドウが表示範囲に現れます。マウスボタンをクリックすると解除されます。

マルチモニター環境で使っていて、片方のモニターを外したときなどでこういうことが起こります。無意識でウィンドウのほとんどを見えないように移動してしまったということもあると思います。この場合は注意するとウィンドウの一部が見えていることがあります。

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