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データコピーで大事なこと

ハードディスクリカバリなどでデータを待避することがあります。
まず元ハードディスクのデータを別のハードディスクにコピーします。
ここで安心して元ハードディスクをリカバリしてはいけません。
もし作業中にデータをコピーした方のハードディスクが壊れたらデータを失ってしまいます。可能性は低いですがゼロではありません。
データはいかなる時でも2カ所以上に存在しなければなりません。
別ハードディスクにデータをコピーしたらもう1台ハードディスクを用意してそこにも同じデータをコピーしてから作業するべきです。
実体験として強く勧めます。

GPT保護パーティーションを削除

Windows 7/8で使用していたハードディスクをWindows XPに持ってくると読めない上に初期化もできないことがあります。
ディスクの管理で見ると形式が「GPT保護パーティーション」となっています。XPのディスクの管理ではこれを初期化することはできません。
そこでコマンドプロンプトで形式をクリアしてあげます

コマンドプロンプトより下記のコマンドを実行します。

>diskpart
>list disk
>select disk X(Xは目的のディスクの番号)
>clear
>exit

これでディスクの管理から初期化ができるようになります。

RAID問題

RAIDとは、2台以上のハードディスクを組み合わせて使う技術のことです。RAID0(ストライピング)とRAID1(ミラーリング)がよく用いられます。
普通はRAID1で使うことが多く、どちらかのハードディスクが壊れたとしてもデータを失うことがないというメリットがあります。
RAID0は複数のどれかが壊れてもすべてのデータを失いますので、高速で大容量を得られるという特殊用途以外はあまり使われることがありません。ハードディスクの台数が多い分だけ壊れる確率も高くなるということです。
Buffalo(それ以外のメーカーもあるかもしれませんが)のRAID対応ハードディスクは出荷時の設定がRAID0になっています。無設定で使うと知らない間にデータが大変危険な状態に置かれることになります。
型番表記での容量が2台のハードディスクの合計容量なので、RAID1を出荷時にした場合の、容量が少ないとのクレームを避けるためにそうしたのではと勘ぐりたくなりますが、データを失うことによるユーザーの重大な損失は考えなかったのでしょうか。
なお、それによる被害が実際にメーカーに寄せられたかどうかわかりませんが、RAID1出荷のものも最近出てきたようです。しかし、ネットワークハードディスクは未だにRAID0設定のままです。これこそがRAID1にしなければ意味がないと思うのですが。

デフラグは必要?

デフラグ(ハードディスクのデータ再配置)を行うと速度が速くなると言われています。
実際、頻繁に行う人がいますし、専用ツールで毎回起動時に行わせているという人もいるようです。
しかし、果たしてデフラグは本当に必要なのでしょうか。
私見ですが、私は不要だと思っています。確かに昔は小さな容量で遅いハードディスクでしたので、ぎりぎりの容量まで使っていると虫食い状態になり遅くなったり、大きなデータを書き込めなくなったりしたもので、やむなく行っていました。
しかし今は大容量になり速度も速くなっているので、断片化すらあまりしませんし、速度もやったからと言って体感できるほど速くなりません。実際私も時々やろうと思うのですが、解析の結果必要ありません、と言われます。
それよりも容量が逼迫したら大きなものに取り替える方が効果的だと思います。
鉢植え植物も大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えれば元気になりますよね。たとえが変でしょうか…

ハードディスクが鳴る

滅多にない症状ですが、ハードディスクからブザーのような「ビービー」という音が聞こえることがあります。
最初聞いたときはまさかハードディスクから出ているとは思いもよりませんでした。
ネットで検索してみると、そういう現象に逢った人はいるようですが、やっぱり原因はわからないみたいです。もちろんこうなってはもうこのハードディスクは使えません。
本当にブザーが入っているかのような音ですが、まさか…ですよね。
鳴かないといわれているうさぎの鳴き声を聞いたような、そんな気分です。

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