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Windows XPからWindows 7へ

Windows XPからWindows 7へ環境を保ったままでのアップグレードは正式にはサポートされていません。新規インストールとなります(データのみは保存されます)。
しかし、Windows Vistaからは7にアップグレードできるので、XP→Vista→7という手順を踏めばXPから7へのアップグレードインストールが可能です。
先日新規にパソコンを購入したお客様に行ったのですが、思いがけなく苦労したのでその顛末を書いてみたいと思います。

通常は次のように行います。

1)旧PCのハードディスクを新PCのハードディスクに丸ごとコピー
2)新パソコンでXPをin-place upgradeする。いわゆる上書きインストール
3)新PCでXPが起動したらVistaにアップグレード
4)Vistaから7にアップグレード

しかし、てこずりました。
まず、丸ごとコピーしたハードディスクが新PCで起動しない。ハードディスクリカバリするPCだったので、ブートセクターに細工がしてあり、そこで止まってしまいます。
そこで先頭のブート用パーティーションやリカバリエリアは無視してOSのパーティーションのみのイメージを作り、それだけを新PCのハードディスクの先頭にコピー。
これで起動はできるようになりました。しかし、ハードウェアが大きく変更になったのでログオン前にライセンス認証を求められます。ライセンス認証用のプログラムが壊れているらしく、認証ができません。セーフモードではログオンできますが、Vistaへアップグレードはセーフモードではできません。かといって、ライセンス認証もセーフモードではできないようになっています。どうがんばってもこれは回避できないようです。
そこで旧PC上でVistaにアップグレードすることにしました。原本をいじりたくないので、少し大きめの作業用ハードディスクに旧PCの中身を丸ごとコピー。それで起動後Vistaにアップグレードします。Vistaはプロダクトキーを入れなくても30日間は起動できます。
このハードディスクのOSイメージのみ前述のように新PCにコピーします。これでなんとか新PCでVistaが起動できました。
VistaはSP1以上でないと7へのアップグレードができないのでSP1をインストールします。これでやっと7へアップグレードできました。

できたらXPからのアップグレードはしないで新規に7にすることをおすすめします。XPでの不具合を引き継ぐことがあるからです。しかし、XPに入れてあったソフトをそのまま使いたいとか、環境を整える手間とかを天秤にかけて、アップグレードのほうがメリットあると思ったらそちらでもいいかと思います。